JA / EN

協賛企業インタビュー

沖縄銀行が取り組む、地域に根差した人財育成

今年のLEAP DAYは新型コロナウイルスの影響により、開催することも危ぶまれましたが、多くの協賛企業さま、クラウドファンディング支援者の皆さまに支えられ、12月10日(木)〜13日(日)の4日間オンライン開催をすることになりました。今回はLEAP DAYの想いに共感し支援をしてくださっている沖縄銀行さんの取り組みや地方銀行としての役割、LEAP DAYを応援してくださっている想いについてご紹介します。

1956年の創立以来「地域密着・地域貢献」という経営理念のもと、地域の中枢金融機関として地域経済の発展とともに成長してきた沖縄銀行。地域経済の持続的な発展および社会づくりに資する取組み強化を目的に、2019年度より国連の提唱するSDGsの達成に向けた取組みを積極的に展開。2020年度はこれをさらに推し進め、立案していく各施策すべてにSDGsの目線を取り入れています。

銀行というと一般的には、ローンや、融資という言葉を連想しますが、実は地域に根差した取り組みを数多くされています。今回は、その知られざる一面についてご紹介します。


お金を融資するだけではない、銀行の役割

沖縄銀行では、2019年3月に「おきぎんグループSDGs宣言」を制定して「経営理念」や「沖縄銀行のCSR(社会的責任)宣言」と特に親和性の高い4つの項目を重点推進項目として、グループ全体で持続可能な地域社会の実現に向けた取組みを推進されています。

今月12月5日にも、海ゴミ問題など自然環境保護の意識を高めることを目的におきぎんグループの新入行員・新入社員の企画・運営のもとクリーンビーチ活動を実施しました。名護市は21世紀の森海岸、うるま市は海中道路海岸、西原町は西原マリンパーク近辺、宜野湾市は宜野湾マリーナ~宜野湾海浜公園、そして宮古島市はパイナガマビーチ(宮古島市平良)、石垣市は多田浜海岸と、県内全6ヶ所で同時開催をしました。

 また、2020年3月に子ども食堂「にじの森文庫」を運営するNPO法人にじのはしファンドと「連携・協力に関する協定書」を締結しました。にじの森文庫は、子ども図書館をメインとしながら、共働きや一人親世帯の子どもが一人で食事をとる「孤食」の問題を一緒に解決するため、子ども食堂を併設しています。「子ども食堂=貧困家庭の子が行く」というイメージを取り除き、すべての子どもたちへ利用の機会を広げるため、在住地域や家庭環境などの利用条件は設けず、子どもたちが安⼼して過ごせる“居場所”になることを目指している場所です。沖縄銀行では、支店窓口での資金募集、活動の周知、支援サポーター制度登録に関する事務手続きなどに取り組んでいます。沖縄銀行が提供するアプリ「おきぎんSmart」からのご寄付も可能です。銀行ならではの、県内の強いネットワークを活かし、地域の企業さまや個人のお客さまと同ファンド、そして子どもたちをつなぐハブとして、“顔が見える支援”の連携・協力に取組んでいます。

そして2020年6月、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた事業者へのさらなる支援を目的に、「沖縄みらい元気応援室」を新設。ウィズコロナ・ポストコロナを見据えて、ファイナンスによる支援だけでなく、ビジネスマッチングの提供をはじめ、非対面による販路拡大やさらなる働き方改革への取組み支援など、デジタルトランスフォーメーション(DX)へ向けた企業内改革のサポートを強化されています。

さらに、2020年11月16日から、地域の中小企業の成長を支援する「おきぎんビッグアドバンス」というプラットフォームをリリース。 (https://www.okigin-ba.jp/
金融機関の枠を越えた全国規模のビジネスマッチングから会社ホームページ作成、従業員向けの福利厚生サービスまで、企業のDX化(デジタルトランスフォーメーション)に関する幅広いサービスを 月額3,300円(税込)で提供されています。銀行は世の中のお金を循環させることによって成り立つ仕事です。その循環の基盤でもあり、裏方でもある銀行として、企業支援やマッチングなどにも取り組むことで、お金の循環を良くしていくことが大切な役割なのです。

その他、地域に根ざす金融機関として、県内中小企業の経営支援を最も重要な役割の一つという考えのもと、SCOM(株)が運営する「SCOM投資事業有限責任組合」に出資もされています。同社は、県内の現役の経営者により設立され、「沖縄で1万人のくらしを変えていく」をコンセプトに、中小零細企業支援に特化した出資とハンズオン支援を実施する会社です。同社への出資および地域密着型の金融機関として有するネットワークを活かした企業紹介を通じて県内企業の成長を支援し、地域経済の持続的な発展に貢献されています。


企業や経営者への人財育成も、地方だからできることを。

さらに沖縄銀行では、「地域経済の持続的な発展に貢献する」ことを掲げて、事業を起こす人を育てる取り組みを行っています。 例えば、2代目3代目の事業継承者の方にビジネスノウハウに関する講義を実施する、おきぎん経営者塾は10年間開催してきました。その他LEAP DAYをはじめ、外部の団体やイベントへの協賛を通じて人財発掘、人財育成を行っています。 経営資源と言われる「ヒト・モノ・カネ・情報」の中で、銀行はお金だけを扱っているように思われがちですが、他の企業と協業しながら、お金以外でも経営者の支援をしています。例えば、創業期にあるベンチャー・創業事業者さまの販路拡大支援として、既存のお客さまとのビジネスマッチングや美ら島商談会等の実施、X-Tech Innovationの開催等、人や企業の交流を通じた新事業や新産業の育成を支援されています。


人財育成の場、LEAP DAYを応援する想い

沖縄銀行は、地元に根差す金融機関として、事業を起こす人を育て、事業化に向けた場を作り、人と人、企業と企業のビジネスマッチング機会を提供するなど、様々なステージにおいて新事業・新産業の創出を支援されています。

LEAP DAYは、その中でも初期のステージ、まさに人財発掘、人財育成の取り組みへの応援として協賛しています。地方では、「日本、世界を本気で良い方向に変えようと、課題解決に奮闘している人」のお話しは中々聞くことができません。そんな方々をゲストに招いたLEAP DAYが沖縄で開催されていること、特に学生にとって良い刺激の場になると思い支援してくださっています。


参加者のみなさんへメッセージ

LEAP DAYは参加者の皆さんにとって「今まで考えたことがなかったことを考えるきっかけの場」になると思っています。ぜひ「何か」を感じて受け取って欲しいです。「LEAP DAYから何かを学ぼう」という姿勢で参加することで、きっと吸収率が変わるはずです。

LEAP DAY 2020は12/10(木)〜13(日)の4日間開催!

チケット購入はコチラから!

今年のテーマは、教育、人財育成、SDGs、社会的価値(ソーシャルイノベーション)、地域イノベーション、観光、Well-being、ジェンダー、事業承継など盛り沢山!
あなたが気になるセッションを選んでご参加ください。
(チケット購入方法の詳細はコチラをチェック!)

【一般】4日間通しチケット	¥3,500
【一般】1日チケット(12月10日)	¥500
【一般】1日チケット(12月11日)	¥500
【一般】1日チケット(12月12日)	¥1,500
【一般】1日チケット(12月13日)	¥1,500
【学生】チケット無料
【学校教員】チケット無料

※クレジット、コンビニ、PayPalでのお支払いが可能です。
※学校教員、学生は無料ですがチケット登録必須です。必ず申し込みしてください!

チケット購入、登録はコチラから!