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セッション名    沖縄伝統工芸琉球紅型ワークショップ
〜つなげる想い(ウムイ)〜
開催日時      12月12日(土) 13:00 - 13:50
テーマ       沖縄, 伝統工芸
キーワード     #ソーシャルインパクト #紅型 #伝統工芸 #沖縄 #歴史
特集記事      伝統工芸を次世代に繋げるために 〜先人達が残した伝承の紅型と時代に合わせた伝統の紅型〜

開催概要

紅型(びんがた)とは、沖縄を代表する伝統的な染色技法の一つで、その起源は古く、13世紀~14世紀頃ともいわれています。今回は沖縄の子どもたち向けに紅型ワークショップを開催し、その様子をライブ配信します。講師は、2015年に独立して加治工紅型を設立した加治工摂さん。伝統を大切にする想いと、現代に合わせて変化していく柔軟さどちらも大切にしている加治工さんに、「紅型の歴史」「伝統工芸の発信」などについて語っていただきます。

登壇者情報

加治工 摂(かじく おさむ)
加治工紅型工房 代表

2003 沖縄大学卒平成15年度 びんがた組合後継者育成事業研修 終了  
2004知念紅型研究所 入社   
(故)知念 貞男氏に師事。2015年退社2015年 加治工紅型設立  
2016~2020年沖縄県工芸振興センター 紅型技術講師  

那覇市出身。八重山諸島の鳩間島にルーツを持ち、幼い頃から三線の音や唄、祖父母が御嶽の司を務める姿を見聞きし、叔母の織る八重山上布、ミンサー、芭蕉布、紅型舞台幕・民具に触れ島を近くに感じながら育つ。
学生時代に紅型と出会い、その魅力に引き込まれる。知念貞男氏の工房へ入社。師の亡き後、師からの教え、先輩方からいただいた言葉を胸に、自分にはどの様な紅型を染められるのか。と挑戦を決意。

モデレーター

嘉数 涼夏(かかず すづか)
株式会社FROGS Executive Assistant

1996年沖縄生まれ。大学2年時にRyukyufrogs8期として選抜され、アントレプレナーシップを育む人財育成研修を受ける。選抜当時は、文系分野を大学で学んでいたが、プログラミングなどの理系分野の知識も身につけたハイブリッド人財になることへの重要性に気づき、フィリピンのセブ島へ半年間の英語とプログラミング留学をする。その後、より理系分野と最先端教育を学ぶために大学を中退し、ヨーロッパのエストニア、タリン工科大学への進学を目指すが、新型コロナウイルスの流行により断念。現在は、沖縄から世界に発信できることをするべく、株式会社FROSGの一員として自身が経験したRyukyufrogsの運営に携わりながら、加治工紅型工房にて沖縄の伝統工芸である紅型を学んでいる。