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11月ソファートーク 第十夜 :石垣島が熱い!〜ゆいまーるな尖った取り組み〜 Presented by 国際システム(レポート)

更新日:2022年11月26日



LEAP DAY(リープデイ)のゆるふわ企画【Sofa Talk(ソファトーク)実行委員長 アキラの部屋】、第十夜です。

この企画では、LEAP DAYに協力いただいてる方々をイベント実行委員長の部屋 =『アキラの部屋』にお招きして、コーヒーを飲みながら、沖縄や教育のことについてリラックストークを繰り広げます。


10回目は石垣島!

石垣島では今イベント・コワーキングスペースであるチャレンジ石垣島を中心におもしろい取り組みがおこっています。


今回は地域通貨まーるを使った取り組みや、学生主体のプロジェクトなどに関わられている住吉さんにお話を伺いしました

チャレンジを通じて石垣島の未来をどのように描いているのかー

気になる方はぜひアーカイブ配信もご覧ください。

本イベントは株式会社国際システム様の提供でお送りいたします。



■ ゲストプロフィール

住吉優(すみよしゆう)さん

株式会社カヤックゼロ 取締役 / 石垣市公営塾 共同代表 / 村式株式会社 代表取締役

【略歴】

広島県出身、石垣島在住。大学院修了後、大日本印刷(株)に入社し、ICカード等情報セキュリティシステムの開発や新規事業立ち上げに従事。 2006年同期の仲間とともにITベンチャー村式(株)を創業。日本最大級の手仕事品ECサイト“iichi”など数々の新規IT事業を手がけつつ、鎌倉の地域コミュニティ活動「カマコン」などの活動を行う。 2018年に石垣島に移住し、公営塾講師として島の高校生のプロジェクト型教育を行うとともに、お金で買えない体験で地域をつなげるコミュニティ通貨サービス「まちのコイン まーる」、日本最南端のイベント&コワーキングスペース「チャレンジ石垣島」の運営などを行っている。趣味はブラジリアン柔術、キャンプ。


「交流」を通して石垣島を盛り上げる”チャレンジ”


山崎:

イベント&コワーキングスペース「チャレンジ」について

創設した想いなどを教えていただけますか?

住吉さん:

元々、石垣島にはコワーキングスペースがなく

最近、3.4つと、できはじめてきました。


山崎:そんなにあるんですね!


住吉さん:はい、ここ最近、増えはじめましたね。元々、石垣島にはテレワークができる環境が整っていなくてホテルのカフェやファーストフード店などでテレワーカーが作業するという作業場難民状態だったんですね。そういった状況もあり、どこに行ったら作業できるのか、島で暮らす人と知り合いたい(仲間が欲しい)けど知り合える場所がないなどの声をよく耳にしていました。なので島内外の経営者や働く人、学生が交流できて島の経済が盛り上がる場所を作りたいという想いから「チャレンジ」を作りました。



山崎:凄く良い取り組みですね!

チャレンジを運営してきての気づきなどはありますか?


住吉さん:

当初は地元の利用者はそんなに居ないだろう思っていたのですが

オープンしてみると、利用者の7割が地元の方なんです。

あとは利用者同士で「会社」が誕生したりなど

沢山のプロジェクトが生まれてきています。


山崎:

そうすると、地元の人にも受け入れられた施設になっているんですね。


住吉さん:

移住者としまんちゅ(地元の人)が一緒になって運営しているので ビジネスよりに偏らず、根っからのしまんちゅにも利用していただいています(笑)


山崎:

最高ですね!!めっちゃ行きたくなりました。



お金で変えられない価値、地域通貨「まーる」


山崎;地域通貨「まーる」を運営されているとのことでしたが、地域通貨「まーる」を石垣島で導入するにあたっての地元の方の反応や「まーる」の使い方などの詳細について教えていただけますか?


住吉さん:

街のコイン「まーる」はお金には変えられない地域コミュニティー通貨なのでお金ではできない体験を楽しむという、お金を補完するような通貨なんです。

例えば、ビーチクリーンなどを行ったり、代わりに買い物に行ってあげたりなど誰かのちょっとしたお手伝いをすると「まーる」をもらうことができます。

それを島のいろんなスポットで使って何かを得ることができる仕組みになっています。

この「まーる」を通じて、お金ではできない体験を味わうことができます。

今では石垣島でユーザー数が2000名を超えてきて、認知度も上がってきています。


山崎:住吉さんが石垣島のまーるを通してやりたいことはありますか?


住吉さん:

石垣島の高校生を見ていて、いろんな才能があるなと感じています。

ただ、資本主義の経済合理性の中だと「お金にならないからやれない」みたいになかなか評価されにくいことが多いなと思っています。

お金では評価されないけど価値のあるものが沢山あると考えています。

お金ではない、街の「まーる」を介してたくさんの様々な才能あふれる人材が出てくると

すごく面白い社会になっていくのではないかと思います。


まちのコインでお金では買えないしあわせがあふれる街へ


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気になる続きはアーカイブ動画をご覧ください!

アーカイブをご覧いただくには、コミュニティ会員(無料)が必要です。


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LEAP DAY 2022 チケット登録開始しました〜


2022年12月17日(土) -18日(日)

| 那覇市ぶんかテンブス館3階 4階 /

 那覇市ぶんかテンブス館前ポケットパーク

 オンライン配信もあります!


チケット登録は下記の画像をクリック!!



LEAP DAY(リープデイ)は、学校の先生や教育に関心のある方々、学生を対象に、沖縄から未来の教育を考えるためのカンファレンスイベントです。 人財育成プログラムであるRyukyufrogsの最終成果報告の場として始まり、2017年からは毎年規模を拡大して開催しています。教育関係者だけでなく教育に関心のある方々が日本全国から沖縄に集結します。 今回は【リカレント教育】【未来の教育】の2つの視点で12月17日、18日の2日間、【オフライン会場+オンライン配信】のハイブリッドで開催します。




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